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基本的に素肌はNG
日常生活のちょっとしたお出かけ・お散歩のときにも
あなたはしっかり紫外線対策をしていますか??
- 今日は曇りだから
- 数分の外出だから
- 洗濯物をベランダに干すだけだから
- 今日は部屋で過ごすだけだから
などと言ってUVケアを怠っていたら、実はどんどん肌にダメージを受けてしまい
後々後悔してしまうことになりかねません。
何故それくらいでも紫外線対策をしなくていけないかという理由を次に説明します。
太陽の光の種類を知っておこう
日頃、私たちが何気なく浴びている太陽光ですが、その太陽光にも
種類があります。
一つ目は「可視光線」、二つ目は「紫外線」、三つ目は「赤外線」
何となく耳にしたことがありますよね!!
可視光線とはまぶしさを感じさせる光で、
赤外線は暑さを感じさせます。
では、紫外線は?????
実は、紫外線はな~んにも感じないんですよ!!
何も浴びている実感がないので少々厄介です。
なぜ厄介かといいますと、下記のような失敗をしてしまいがちなんです!
曇り日
日陰
標高の高い場所
部屋の中
このように紫外線は、直接光を浴びていなくてもあらゆるところから
私たちの肌に届いていることが分かります。
日頃から紫外線を意識して、家にいる場合などでもUVケアを怠らずに過ごしましょう!
紫外線にも種類がある?!それぞれの特徴を知ろう!
太陽光だけでなく、紫外線にもA波(UV-A)B波(UV-B)C波(UV-C)と種類があります。紫外線の種類によって、肌への影響も違ってくるのでこちらも説明していきます!
では具体的に肌にどんな影響があるんでしょうか?
肌の奥底まで届くA波(UV-A)
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私たちが普段よく浴びている紫外線の95%が、実はこのA波になります。
エネルギーがB波より弱めで波長は長く、肌への影響がすぐに出ませんが
じわじわと長い時間をかけて「真皮」まで浸透して気付かないうちに確実に肌に悪影響を及ぼすとされています。肌が日焼けして黒くなること(サンタン)やコラーゲンの老化や変形、
それに伴うシワの発生、シミやそばかす、光発ガンなどを引き起こす原因に
なると言われているのです。UV-Aはオゾン層や雲を突き抜けて地上に降り注いでいます。
窓ガラスも通り抜けてしまうので、車の中や部屋の中にも注意が必要です。
肌を赤くするB波(UV-B)
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エネルギーが非常に強く、肌が赤くなってヒリヒリする(サンバーン)や水ぶくれ、強い日焼けの主な原因となります。
UV-Bはほとんどオゾン層や上空の雲などでカットされているので、地上に降り注いでくる量は少量なのですが、恐ろしいことにUV-Aの100~1000倍強くて有害と言われているんです。
UV-Bを浴びてしまうと、メラノサイトが大量のメラニン色素を生成してしまい、肌が黒くなる原因になってしまいます。
それだけでなく、肌表面の細胞を傷つけてしまって炎症を起こすのでシミの原因にもなります。B波は、A波と違い、日傘だったり窓ガラスなどである程度遮ることができるのが特徴です。
もっとも有害な紫外線C波(UV-C)
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紫外線には波長というものがありその波長が短いものが、より身体へ有害とされているのですが、その波長が短いものがこのC波なんです!
波長は、短いものからC波→B波→A波となっています。
エネルギーの強いB波よりも強力なエネルギーを持ち、最も有害な紫外線と言えます。
しかし、波長が短いので大気圏のオゾン層によって吸収・遮断されているので、地上に届くことはありません。
届くことなない!とされていたんですけど、実は近年のオゾン層破壊などの問題により一部の地域ではUV-Cが届いてしまっているというケースが報告されています。
紫外線には殺菌作用があるのですが、このC波はとても強い殺菌力をもっており
人体の細胞を破壊してしまいます。短時間浴びるだけでもとても危険です。
そのため、人体への影響も強く皮膚がんや失明、白内障の原因になってしまいます。
このように、紫外線によって色んな悪影響を起こしてしまいますが、
ビタミンDを生成してカルシウムの吸収を助けたりと、人体にとって
大切なこともあるんです。
紫外線を浴びすぎない程度の日光浴はとっても大事なので、
紫外線とうまく付き合って、健康かつ美肌を手に入れましょう!